いよいよ、ラリー初日。いや、前日か。まあ、ええわ。レッキでおます。
上田の桂旅館を出て、一路、嬬恋へ。
嬬恋と聞いて何を連想しますか?
知らない人は知らない。知ってる人はキャベツか。もっと知ってる、かどうか知らんけど、私はもう黒岩彰。これも知らない人は知らない。
サラエボオリンピックでスピードスケート男子500mで金メダル間違いなしと言われながら、10位に終わり、ノーマークの北沢欣浩が銀メダル。黒岩彰は悲劇のヒーローとなる。そして、北沢欣浩は一発屋の汚名を着せられ、これもある意味で悲劇のヒーロー。
黒岩彰は次のカルガリーで銅メダル。全盛期は過ぎていたのかもしれないが、もうこれは執念。凄過ぎ!
えーっと、なんでしたっけ?あ、レッキね。
SSのコースは2ヶ所。1ヶ所は順走と逆走で計4本。もう1ヶ所は片道だけで3本分。
前者は2車線の道で、高低差がそこそこあり、下りは5速まで使うのかという超高速コース。後者は1車線の、よくあるSSコースながら、道はかなりガタガタ。まあ、どちらもドライバーの腕、根性、そして、車を壊しても大丈夫という経済力がモノを言うハードなもの。
逆に、コドラから見ると、超高速コースは当然ながら直線が多く、ガタガタコースは距離が短い、ということで、ペースノートは、以前の教訓から、かなり大きな字で左右上下の間隔を大きくとっても2ページで収まるもので、準備万端で本チャンを迎えることになる。
さあ、本チャンはどうなる?
私にとっての「黒岩」はもう一人。(大門ではない!)